小売業というカテゴリーでこの会社を長期的に評価することに疑問。自社カードのキャッシング利益が以前のように期待できず、店舗の大型化による増収のみに依存する体質は既存の百貨店となんら変わらず、独自性が薄れたまま。景気の好転に期待した4月の株価水準は過大評価の感。海外の資金に煽られた印象もあり、今後の上昇余地は見込み薄であり、逆にこの海外資金が今後最大の弱点。低価格PBは、一見、売上にはプラスにはたらき粗利率には寄与するも、ストア・ブランドイメージにはマイナスの影響が否めない。集客力低下は増収の障害でしかない。