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理経のニュース
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2022年5月9日11時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
「セル・イン・メイ」という言葉はイギリスで生まれたようですが、日本でも有名なアノマリーとなっています。5月に売られるとわかっているのなら、一般的な投資家であればそれより早く4月末に売ろうと考えるでしょう。過去30年間のNYダウ騰落率のデータを見ると、5月から9月のパフォーマンスは10月から4月に比べて悪いようです。
日本では4月末から5月初旬までGWを挟みますので、連休に挟まれた平日の株式市場の動きが読みづらく、リスク回避的に連休前に売ってしまおうと思う投資家がいても不思議ではありません。祝日と土日の配列がどうなるかによって、アノマリーを分析して勝率を上げている投資家もいるようですねぇ。
利上げや中国の新型コロナなど、外部環境の悪化は目立ちますな。5月に入ってNYダウが急激に冷え込んでいる様子を見ると、「セル・イン・メイ」のアノマリーが成立するようにネガティブなニュースが5月に集中するのでは…なんて思ってしまいますよ。
日本株も米国株の値動きを受けて一定の底堅さはあるものの、様子見ムードとなっています。決算発表も出揃って、23年度3月期の見通しが好調な銘柄をチェックしていきたいところです。どんよりしたムードを掻き消すようなポジティブなニュースが出るまで、5月は耐え忍ぶ時期かもしれませんな。
さて、今回はテーマ性もあって底強い動きをする銘柄に注目して参ります。ネット会議システムなどコミュニケーションツールを提供するブイキューブ<3681> は、DX関連からメタバース関連まで思惑があるようです。4月28日の決算発表は減益でしたが、想定内の結果だった事から買い戻しが加速しました。25日移動平均線・75日線を上抜いて、底値から切り返すか。
情報機器商社の理経<8226>は、人気ゲーム「フォートナイト」の開発元Epic Gamesの認定デベロッパーとなっている稀有な企業です。同社はMS&ADインターリスク総研と水害リスク調査で使用するAR技術を搭載した専用タブレットを開発するなど、同社のVR・AR関連の知見はメタバース分野でも大いに発揮されると見ております。
不動産管理のクラウドサービスを提供するプロパティデータバンク<4389>は、4月28日に決算発表後に窓を開けて動意しました。増配と6期連続で過去最高益を更新する見通しで、年初来高値を更新したチャート(日足)は下値を切り上げるか監視中です。
4月25日にインドネシアでのニッケル製錬所建設の検討中止が嫌気された住友金属鉱山<5713>ですが、75日線を割った後から下値を切り上げております。同社は蓄電池用の正極材料の開発を手掛けており、EV関連としても注視したいところです。
社会人向け教育サービスを展開するインソース<6200>は、4月25日に上方修正を発表すると急動意しました。同社が毎月公表している進捗状況によると4月は講師派遣型研修実施回数、公開講座受講者数共に過去最高を記録したとの事。4月は新入社員研修の引き合いが増えているようで、5月9日の決算通過後はどのように動くか監視中です。
最後は放送・音響システムを手掛けるTOA<6809>です。5月2日の決算発表では23年3月期の業績予想が好感されると、窓を開け一気に年初来高値を更新しました。年間配当は20円から40円へ引き上げ動意しております。底値圏離脱への動きとなればいいですねぇ。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2022年5月9日11時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
「セル・イン・メイ」という言葉はイギリスで生まれたようですが、日本でも有名なアノマリーとなっています。5月に売られるとわかっているのなら、一般的な投資家であればそれより早く4月末に売ろうと考えるでしょう。過去30年間のNYダウ騰落率のデータを見ると、5月から9月のパフォーマンスは10月から4月に比べて悪いようです。
日本では4月末から5月初旬までGWを挟みますので、連休に挟まれた平日の株式市場の動きが読みづらく、リスク回避的に連休前に売ってしまおうと思う投資家がいても不思議ではありません。祝日と土日の配列がどうなるかによって、アノマリーを分析して勝率を上げている投資家もいるようですねぇ。
利上げや中国の新型コロナなど、外部環境の悪化は目立ちますな。5月に入ってNYダウが急激に冷え込んでいる様子を見ると、「セル・イン・メイ」のアノマリーが成立するようにネガティブなニュースが5月に集中するのでは…なんて思ってしまいますよ。
日本株も米国株の値動きを受けて一定の底堅さはあるものの、様子見ムードとなっています。決算発表も出揃って、23年度3月期の見通しが好調な銘柄をチェックしていきたいところです。どんよりしたムードを掻き消すようなポジティブなニュースが出るまで、5月は耐え忍ぶ時期かもしれませんな。
さて、今回はテーマ性もあって底強い動きをする銘柄に注目して参ります。ネット会議システムなどコミュニケーションツールを提供するブイキューブ<3681> は、DX関連からメタバース関連まで思惑があるようです。4月28日の決算発表は減益でしたが、想定内の結果だった事から買い戻しが加速しました。25日移動平均線・75日線を上抜いて、底値から切り返すか。
情報機器商社の理経<8226>は、人気ゲーム「フォートナイト」の開発元Epic Gamesの認定デベロッパーとなっている稀有な企業です。同社はMS&ADインターリスク総研と水害リスク調査で使用するAR技術を搭載した専用タブレットを開発するなど、同社のVR・AR関連の知見はメタバース分野でも大いに発揮されると見ております。
不動産管理のクラウドサービスを提供するプロパティデータバンク<4389>は、4月28日に決算発表後に窓を開けて動意しました。増配と6期連続で過去最高益を更新する見通しで、年初来高値を更新したチャート(日足)は下値を切り上げるか監視中です。
4月25日にインドネシアでのニッケル製錬所建設の検討中止が嫌気された住友金属鉱山<5713>ですが、75日線を割った後から下値を切り上げております。同社は蓄電池用の正極材料の開発を手掛けており、EV関連としても注視したいところです。
社会人向け教育サービスを展開するインソース<6200>は、4月25日に上方修正を発表すると急動意しました。同社が毎月公表している進捗状況によると4月は講師派遣型研修実施回数、公開講座受講者数共に過去最高を記録したとの事。4月は新入社員研修の引き合いが増えているようで、5月9日の決算通過後はどのように動くか監視中です。
最後は放送・音響システムを手掛けるTOA<6809>です。5月2日の決算発表では23年3月期の業績予想が好感されると、窓を開け一気に年初来高値を更新しました。年間配当は20円から40円へ引き上げ動意しております。底値圏離脱への動きとなればいいですねぇ。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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