テンアライド、前期経常を一転赤字に下方修正

　テンアライド <8207> が5月21日大引け後(15:30)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常損益を従来予想の1億2700万円の黒字→2億8500万円の赤字(前の期は2億4200万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の8000万円の黒字→3億3200万円の赤字(前年同期は2億2100万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　年度末にかけての新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出等の自粛により急速な消費の縮小が生じたため、前回公表時に想定しておりました売上高、営業利益及び経常利益を下回りました。　加えて、親会社に帰属する当期純利益につきましても、店舗等の固定資産において収益性の低下がみられたため、減損損失4億36百万円を特別損失として計上したことにより、予想を下回る結果となりました。(注)上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報を基に作成しているため、実際の業績は上記予想数値と大きく異なる可能性があります。