決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … 良品計画、ビックカメラ、パソナＧ (7月12日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の7月11日から12日の決算発表を経て16日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　ラクトＪ <3139>
　24年11月期の連結経常利益を従来予想の34億円→41億円(前期は28.4億円)に20.6％上方修正し、増益率が19.4％増→44.0％増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.3　ヨシムラＨＤ <2884>
　25年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の13.3億円に急拡大し、通期計画の26.7億円に対する進捗率は50.0％に達し、5年平均の27.6％も上回った。

★No.4　テラスカイ <3915>
　25年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の3.2億円に急拡大し、通期計画の10億円に対する進捗率は32.7％に達し、5年平均の25.6％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3073> ＤＤグループ 　東Ｐ 　 +10.85 　　7/12　　　1Q　　　 -0.18
<3139> ラクトＪ 　　　東Ｐ 　 +10.69 　　7/12　　上期　　　 68.15
<2884> ヨシムラＨＤ 　東Ｐ 　 +10.07 　　7/12　　　1Q　　　118.14
<3915> テラスカイ 　　東Ｐ　　 +9.10 　　7/12　　　1Q　　　151.54
<2471> エスプール 　　東Ｐ　　 +8.36 　　7/12　　上期　　　-55.20

<6047> Ｇｕｎｏｓｙ 　東Ｐ　　 +8.19 　　7/12　本決算　　　　赤縮
<8237> 松屋 　　　　　東Ｐ　　 +6.69 　　7/12　　　1Q　　　190.81
<2168> パソナＧ 　　　東Ｐ　　 +5.28 　　7/12　本決算　　　-30.09
<3048> ビックカメラ 　東Ｐ　　 +5.01 　　7/12　　　3Q　　　 67.13
<8095> アステナＨＤ 　東Ｐ　　 +4.98 　　7/12　　上期　　　389.32

<7420> 佐鳥電機 　　　東Ｐ　　 +4.93 　　7/12　本決算　　　 -4.19
<3087> ドトル日レス 　東Ｐ　　 +3.51 　　7/12　　　1Q　　　 37.47
<9601> 松竹 　　　　　東Ｐ　　 +3.34 　　7/12　　　1Q　　　-99.79
<3201> ニッケ 　　　　東Ｐ　　 +3.26 　　7/12　　上期　　　　5.24
<2153> Ｅ・ＪＨＤ 　　東Ｐ　　 +2.84 　　7/12　本決算　　　　7.68

<8125> ワキタ 　　　　東Ｐ　　 +1.99 　　7/12　　　1Q　　　　5.06
<2292> ＳＦＯＯＤＳ 　東Ｐ　　 +1.66 　　7/12　　　1Q　　　-58.17
<8203> ＭｒＭａｘ 　　東Ｐ　　 +1.62 　　7/12　　　1Q　　　 22.67
<3046> ＪＩＮＳＨＤ 　東Ｐ　　 +1.27 　　7/12　　　3Q　　　 42.60
<1377> サカタタネ 　　東Ｐ　　 +1.01 　　7/12　本決算　　　 -1.11

<7453> 良品計画 　　　東Ｐ　　 +0.72 　　7/12　　　3Q　　　 79.53
<9837> モリト 　　　　東Ｐ　　 +0.47 　　7/12　　上期　　　　7.27
<8200> リンガハット 　東Ｐ　　 +0.41 　　7/12　　　1Q　　　 52.00
<7520> エコス 　　　　東Ｐ　　 +0.17 　　7/12　　　1Q　　　 19.66
<8155> 三益半導 　　　東Ｐ　　 +0.14 　　7/12　本決算　　　　　－

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした16日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース