決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … テラスカイ、北の達人、ＲＰＡ (10月15日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の10月14日から15日の決算発表を経て16日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ヨシムラＨＤ <2884>
　21年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比41.5％減の2.9億円に落ち込み、通期計画の9.2億円に対する進捗率は32.0％にとどまり、5年平均の58.2％も下回った。

▲No.3　松竹 <9601>
　21年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結最終損益は94.8億円の赤字(前年同期は20.4億円の黒字)に転落した。

▲No.5　Ｇｕｎｏｓｙ <6047>
　21年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比28.4％減の1.5億円に減り、6-11月期(上期)計画の3億円に対する進捗率は5年平均の66.0％を下回る50.6％にとどまった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<2884> ヨシムラＨＤ 　東１ 　 -21.23 　 10/15　　上期　　　-41.47
<7035> アンファク 　　東１ 　 -16.88 　 10/15　本決算　　　　赤縮
<9601> 松竹 　　　　　東１ 　 -16.24 　 10/15　　上期　　　　赤転
<3915> テラスカイ 　　東１ 　 -13.39 　 10/15　　上期　　　 34.70
<6047> Ｇｕｎｏｓｙ 　東１ 　 -13.15 　 10/15　　　1Q　　　-28.44

<3415> Ｔ－ＢＡＳＥ 　東１ 　 -11.55 　 10/15　　上期　　　　赤転
<3073> ＤＤＨＤ 　　　東１ 　 -11.35 　 10/15　　上期　　　　赤転
<2930> 北の達人 　　　東１ 　 -10.06 　 10/15　　上期　　　-25.68
<4668> 明光ネット 　　東１　　 -9.71 　 10/15　本決算　　　-29.27
<1887> 日本国土開発 　東１　　 -8.63 　 10/15　　　1Q　　　-58.80

<3087> ドトル日レス 　東１　　 -8.54 　 10/15　　上期　　　　赤転
<8237> 松屋 　　　　　東１　　 -8.11 　 10/15　　上期　　　　赤転
<3826> ＳＩ 　　　　　東１　　 -5.69 　 10/15　　上期　　　-48.21
<2796> ファマライズ 　東１　　 -5.42 　 10/15　　　1Q　　　　　－
<6866> ＨＩＯＫＩ 　　東１　　 -5.21 　 10/15　　　3Q　　　 -9.40

<8203> ＭｒＭａｘ 　　東１　　 -4.50 　 10/15　　上期　　　192.45
<6572> ＲＰＡ 　　　　東１　　 -4.20 　 10/15　　上期　　　-28.68
<7420> 佐鳥電機 　　　東１　　 -3.07 　 10/15　　　1Q　　　　赤転
<3547> 串カツ田中 　　東１　　 -2.63 　 10/15　　　3Q　　　-64.45

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした16日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース