ラオックス、今期経常を一転赤字に下方修正

　ラオックス <8202> [東証２] が11月14日大引け後(16:00)に決算を発表。18年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常損益は9.9億円の赤字(前年同期は6.1億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の10億円の黒字→3億円の赤字(前期は0.4億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の18.3億円→5.3億円(前年同期は10.9億円)に71.0％減額し、一転して51.3％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常損益は1.6億円の赤字(前年同期は4.2億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の3.8％→-1.6％に急悪化した。

株探ニュース