東天紅、前期経常を2.6倍上方修正、未定だった配当は無配継続

　東天紅 <8181> [東証Ｓ] が4月11日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。24年2月期の経常損益(非連結)を従来予想の1億5000万円の黒字→3億8900万円の黒字(前の期は4億6700万円の赤字)に2.6倍上方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の経常損益も従来予想の4600万円の黒字→2億8500万円の黒字(前年同期は1億3800万円の赤字)に6.2倍増額した計算になる。

　同時に、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前の期は無配)とし、無配継続する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　営業面では、店舗閉鎖があったものの新型コロナウイルスに対する行動制限がなくなり、レストラン及び中小宴会、婚礼が回復傾向にあり、前年に比べ売上は増加いたしました。　また経常利益に関しては、売上の増加に加え、人件費を中心とする経費のコントロール、また固定費等の圧縮を継続して実施した結果、前年に比べて改善いたしました。　配当予想につきましては、無配とさせていただきます。（注）上記予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。