立花エレ、今期経常を21％上方修正、配当も8円増額

　立花エレテック <8159> が10月25日昼(11:30)に業績・配当修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の48億円→58億円(前期は43.8億円)に20.8％上方修正し、増益率が9.4％増→32.2％増に拡大する見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の22.1億円→30.5億円(前年同期は17.9億円)に38.0％上方修正し、増益率が23.5％増→70.4％増に拡大する見通しとなった。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の50円→58円(前期は37円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2022年３月期第２四半期連結業績につきましては、半導体製造装置や物流、空調機器などの分野を中心に好調に推移し、国内・海外ともに、当初の計画を上回る業績見通しとなりました。また、第３四半期以降につきましては、長期化する半導体や電子部品の不足や新型コロナウイルス感染症の先行き不透明な状況ではございますが、一定の業績は確保できるものと予想しております。このことから、第２四半期および通期の業績予想を上方修正いたします。

　当社の剰余金の配当等の基本方針は、将来の経営環境の変化に対応できるよう財務体質の強化と事業拡大に必要な内部留保の充実を図りながら、株主の皆様に対しましては、安定配当をベースとして業績に裏付けられた適正な利益還元に努めていくことを基本としております。この方針に基づき、また今回公表の通期業績予想の修正を踏まえ、2022年３月期期末配当金につきましては、前回予想の20円に８円増配して１株当たり28円に修正いたします。これにより、修正後の年間配当金は１株当たり58円となります。