加賀電子が４日ぶり反発、電子機器向けＥＭＳなど好調で１８年３月期営業利益予想を上方修正

　加賀電子<8154.T>が４日ぶりに反発している。６日の取引終了後、１８年３月期の連結業績予想について、営業利益を７５億円から８０億円（前期比１６．３％増）へ、純利益を６３億円から６４億５０００万円（同７．５％減）へ上方修正したことが好感されている。

　主力の電子機器向けＥＭＳビジネスや半導体・電子部品の販売、および住宅向け関連商材などの販売が好調に推移していることが利益を押し上げる見通し。ただ、遊技機器関連市場が依然低調なことから、売上高は２３２０億円（同２．１％増）の従来予想を据え置いている。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（１７年４～１２月）決算は、売上高１７４０億４７００万円（前年同期比３．９％増）、営業利益６６億１３００万円（同２７．７％増）、純利益５５億１０００万円（同１３．３％増）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）