リョーサン、前期経常を34％上方修正・22期ぶり最高益更新へ

　リョーサン <8140> [東証Ｐ] が4月27日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の100億円→134億円(前の期は80.8億円)に34.0％上方修正し、増益率が23.7％増→65.7％増に拡大し、22期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の34.1億円→68.1億円(前年同期は40.2億円)に99.6％増額し、一転して69.2％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2023年３月期通期連結業績は、第11次中期経営計画の施策である先行投資商材の刈り取り等の効果や既存事業の伸長に加え、円安効果もあり、売上高は3,260億円（増減率+8.7％）となりました。収益的には増収や販売管理費効率運用による抑制の結果、営業利益154億円（増減率+18.5％）、経常利益は134億円（増減率+34.0％）、親会社株主に帰属する当期純利益は92億円（増減率+31.4％）を見込み、全ての項目において前回発表予想を上方修正することといたしました。