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リョーサンのニュース
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2022年10月31日14時に執筆
コロナ禍で半導体への需要が拡大した事でサプライチェーンが混乱し、半導体の価格高騰が起こりました。2022年が残り2ヶ月を切った現在、バブルが終焉したと思えた半導体関連銘柄がふつふつと再び脚光を浴びているようですねぇ…。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
半導体関連銘柄と言われるとSOX指数(フィラデルフィア半導体指数)を思い浮かべる方が多いかもしれません。2021年12月に高値をつけたSOX指数(日足)は、22年に入ってから下落トレンドとなっています。
半導体の生産体制はコロナ禍で既に整ってしまい供給過多になっていると語る専門家もいますが、半導体が一時的に供給過多になったとしてもテクノロジーの進化が止まるわけではなく、新たな技術を備えた半導体へと置き換わる事になるでしょう。
直近では米長期金利の上昇がピークアウトするとの観測から、再び半導体関連銘柄を含むハイテク関連株が物色されております。特にEV向けとして需要拡大が見込まれるパワー半導体の分野は、エネルギー効率・耐久性を向上させる素材の研究や、大量生産が可能な体制を整えるべく各社がしのぎを削っている最中であり、世界市場においても日本企業が力を発揮できる分野なので注目です。
SOX指数が果たして目先の底をついたのかは、慎重に見定める必要があります。もし将来性があるのにコロナ前の株価水準まで売られている銘柄があるとすれば、売られすぎとの判断もできるかもしれませんねぇ。テーマとしての動向に注視していきたいもんですな。
個別半導体用テスターやハンドラで競争力が高いテセック<6337>は、パワー半導体向けの需要を捉えて10月25日の決算が好業績となりました。併せて期末一括配当も70円から100円へ増配を発表すると窓を開け動意しております。年初来高値を更新した高値圏でも、PERはまだまだ割安水準ですねぇ。
10月25日に上方修正を発表したリョーサン<8140>は、23年3月期の経常利益を従来予想の68億円から100億円に修正するなど半導体バブルが続いているようにも思えますねぇ。半導体商社である同社は、SOX指数がピークであった21年12月の株価より高値を付けました。この先も監視を強めていきたいところです。
超純水装置大手である野村マイクロ・サイエンス<6254>は、10月24日に上方修正を発表すると好感されました。韓国・中国向けが予想を上回り、チャート(日足)は底値から急反発しております。11月14日が決算発表です。
光学単結晶や紫外レーザなどで高い技術を持つオキサイド<6521>は、10月14日の決算と併せて上方修正を発表すると今期の最高益予想を上乗せしました。同社の製品はパワー半導体だけでなく量子分野でも思惑があり、長期的目線で注視したい銘柄ですな。
半導体関連装置を手掛けるワイエイシイHD<6298>は、以前に「マグネシウム電池の量産体制整備に着手した」との発表で動意した経緯もあります。チャート(日足)は25日線が上値抵抗線となっていますが、25日線を上抜いたらトレンド転換する可能性もありそうですねぇ。11月14日の決算発表がどうなるか注視です。
最後はフェローテク<6890>です。真空シールで高シェアを誇り半導体関連装置向け部品も手掛ける同社は、下落基調から反発を確認しております。直近ではPSS<7707>とナノ磁性体を利用した生体物質測定の研究開発等を行う合弁会社を設立すると発表しました。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2022年10月31日14時に執筆
コロナ禍で半導体への需要が拡大した事でサプライチェーンが混乱し、半導体の価格高騰が起こりました。2022年が残り2ヶ月を切った現在、バブルが終焉したと思えた半導体関連銘柄がふつふつと再び脚光を浴びているようですねぇ…。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
半導体関連銘柄と言われるとSOX指数(フィラデルフィア半導体指数)を思い浮かべる方が多いかもしれません。2021年12月に高値をつけたSOX指数(日足)は、22年に入ってから下落トレンドとなっています。
半導体の生産体制はコロナ禍で既に整ってしまい供給過多になっていると語る専門家もいますが、半導体が一時的に供給過多になったとしてもテクノロジーの進化が止まるわけではなく、新たな技術を備えた半導体へと置き換わる事になるでしょう。
直近では米長期金利の上昇がピークアウトするとの観測から、再び半導体関連銘柄を含むハイテク関連株が物色されております。特にEV向けとして需要拡大が見込まれるパワー半導体の分野は、エネルギー効率・耐久性を向上させる素材の研究や、大量生産が可能な体制を整えるべく各社がしのぎを削っている最中であり、世界市場においても日本企業が力を発揮できる分野なので注目です。
SOX指数が果たして目先の底をついたのかは、慎重に見定める必要があります。もし将来性があるのにコロナ前の株価水準まで売られている銘柄があるとすれば、売られすぎとの判断もできるかもしれませんねぇ。テーマとしての動向に注視していきたいもんですな。
個別半導体用テスターやハンドラで競争力が高いテセック<6337>は、パワー半導体向けの需要を捉えて10月25日の決算が好業績となりました。併せて期末一括配当も70円から100円へ増配を発表すると窓を開け動意しております。年初来高値を更新した高値圏でも、PERはまだまだ割安水準ですねぇ。
10月25日に上方修正を発表したリョーサン<8140>は、23年3月期の経常利益を従来予想の68億円から100億円に修正するなど半導体バブルが続いているようにも思えますねぇ。半導体商社である同社は、SOX指数がピークであった21年12月の株価より高値を付けました。この先も監視を強めていきたいところです。
超純水装置大手である野村マイクロ・サイエンス<6254>は、10月24日に上方修正を発表すると好感されました。韓国・中国向けが予想を上回り、チャート(日足)は底値から急反発しております。11月14日が決算発表です。
光学単結晶や紫外レーザなどで高い技術を持つオキサイド<6521>は、10月14日の決算と併せて上方修正を発表すると今期の最高益予想を上乗せしました。同社の製品はパワー半導体だけでなく量子分野でも思惑があり、長期的目線で注視したい銘柄ですな。
半導体関連装置を手掛けるワイエイシイHD<6298>は、以前に「マグネシウム電池の量産体制整備に着手した」との発表で動意した経緯もあります。チャート(日足)は25日線が上値抵抗線となっていますが、25日線を上抜いたらトレンド転換する可能性もありそうですねぇ。11月14日の決算発表がどうなるか注視です。
最後はフェローテク<6890>です。真空シールで高シェアを誇り半導体関連装置向け部品も手掛ける同社は、下落基調から反発を確認しております。直近ではPSS<7707>とナノ磁性体を利用した生体物質測定の研究開発等を行う合弁会社を設立すると発表しました。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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