サンワテクが後場プラスに転じる、２１年３月期営業利益予想を上方修正

　サンワテクノス<8137.T>が後場プラスに転じている。午後１時ごろ、２１年３月期の連結業績予想について、営業利益を１１億円から１８億円（前期比２．５％減）へ、純利益を９億円から１４億円（同４．４％増）へ上方修正したことが好感されている。

　売上高は概ね計画通りに進捗していることから、１３００億円（同５．８％減）の従来見通しを据え置いたものの、新型コロナウイルス感染症の拡大防止としての企業活動の一部自粛に伴う販管費の減少に加え、オンラインツールの活用による経費抑制政策の徹底などが寄与する見通し。

　なお、同時に発表した第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高６１８億１３００万円（前年同期比８．６％減）、営業利益９億円（同１．０％減）、純利益７億５００万円（同２．４％増）だった。

出所：MINKABU PRESS