東邦ＨＤ、上期経常を一転7％増益に上方修正

　東邦ホールディングス <8129> [東証Ｐ] が10月31日午前(11:00)に業績修正を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の50億円→79億円(前年同期は73.9億円)に58.0％上方修正し、一転して6.9％増益見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の138億円(前期は191億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第2四半期累計期間の連結業績は、新型コロナウイルス感染症の第9波ともいわれる感染拡大に伴い、治療薬の売上が当初の想定を大きく上回る結果となりました。また、がん治療薬などの新薬やスペシャリティ医薬品等の販売が順調に拡大し、売上に大きく寄与いたしました。さらに、個々の製品価値と流通コストに見合った単品単価交渉と販売管理費の圧縮に努めた結果、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益、1株当たり四半期純利益のいずれも前回公表予想を大きく上回る見込みであります。　このような状況を踏まえ、2023年5月12日に公表いたしました2024年3月期第2四半期（累計）の連結業績予想を修正いたします。　なお、2024年3月期通期連結業績予想につきましては、市場環境等が不透明なため前回発表予想を変更しておりません。（注）上記の連結業績予想については、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後のさまざまな要因によって予想数値と異なる場合があります。