決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】寄付 … イオン、カーブスＨＤ、Ｊフロント (4月10日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の4月9日から10日の決算発表を経て13日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　イワキ <8095>
　20年11月期第1四半期(19年12月-20年2月)の連結経常利益は前年同期比45.8％減の2.9億円に落ち込み、12-5月期(上期)計画の10.3億円に対する進捗率は28.6％にとどまり、5年平均の35.5％も下回った。

▲No.2　パイプドＨＤ <3919>
　20年2月期の連結経常利益は前の期比3.6倍の14億円に拡大したが、21年2月期は前期比32.2％減の9.5億円に落ち込む見通しとなった。

▲No.3　フィルＣ <3267>
　20年11月期第1四半期(19年12月-20年2月)の連結経常損益は2億2300万円の赤字(前年同期は100万円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<8095> イワキ 　　　　東１ 　 -12.93 　　4/10　　　1Q　　　-45.77
<3919> パイプドＨＤ 　東１ 　 -12.88 　　4/10　本決算　　　-32.24
<3267> フィルＣ 　　　東１　　 -9.57 　　4/10　　　1Q　　　　赤転
<7085> カーブスＨＤ 　東１　　 -8.43 　　4/10　　上期　　　　　－
<9418> ＵＳＥＮＨＤ 　東１　　 -8.28 　　4/10　　上期　　　 51.07

<3046> ＪＩＮＳＨＤ 　東１　　 -7.86 　　4/10　　上期　　　 36.60
<2918> わらべ日洋 　　東１　　 -7.28 　　4/10　本決算　　　-24.27
<7420> 佐鳥電機 　　　東１　　 -6.90 　　4/10　　　3Q　　　-35.39
<8127> ヤマトインタ 　東１　　 -6.70 　　4/10　　上期　　　-79.16
<2168> パソナＧ 　　　東１　　 -6.19 　　4/10　　　3Q　　　 -1.14

<4343> イオンファン 　東１　　 -6.18 　　4/10　本決算　　　　　－
<8016> オンワード 　　東１　　 -5.19 　　4/10　本決算　　　　　－
<8260> 井筒屋 　　　　東１　　 -3.80 　　4/10　本決算　　　　　－
<4992> 北興化 　　　　東１　　 -3.30 　　4/10　　　1Q　　　-14.48
<8185> チヨダ 　　　　東１　　 -3.06 　　4/10　本決算　　　　　－

<2686> ジーフット 　　東１　　 -2.39 　　4/10　本決算　　　　　－
<9787> イオンディラ 　東１　　 -2.26 　　4/10　本決算　　　　3.45
<3086> Ｊフロント 　　東１　　 -2.22 　　4/10　本決算　　　-76.59
<4668> 明光ネット 　　東１　　 -2.15 　　4/10　　上期　　　-13.93
<9993> ヤマザワ 　　　東１　　 -1.99 　　4/10　本決算　　　-28.37

<1430> １ｓｔコーポ 　東１　　 -1.86 　　4/10　　　3Q　　　-75.20
<6136> ＯＳＧ 　　　　東１　　 -1.35 　　4/10　　　1Q　　　-35.71
<4530> 久光薬 　　　　東１　　 -1.33 　　4/10　本決算　　　　　－
<7512> イオン北海道 　東１　　 -0.81 　　4/10　本決算　　　　　－
<8267> イオン 　　　　東１　　 -0.60 　　4/10　本決算　　　　　－

<7725> インターアク 　東１　　 -0.56 　　4/10　　　3Q　　　-19.07
<3543> コメダ 　　　　東１　　 -0.06 　　4/10　本決算　　　　　－

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース