極東貿易が第２四半期営業損益を２億２０００万円の黒字へ上方修正

　極東貿易<8093.T>はこの日の取引終了後、１６年３月期の第２四半期累計（４～９月）連結業績予想の修正を発表。売上高を従来予想の２８０億円から３００億円（前年同期比３７．０％増）へ、営業損益を収支均衡から２億２０００万円の黒字（前年同期７８００万円の赤字）へ、最終利益を１６億円から１４億５０００万円（前年同期比１８．１倍）へ修正した。
　資源開発機器関連事業で、探査船向けの機材納入が早まったことに加え、火力発電所向けの計装システム関連事業の上振れなどもあり、売上高と営業利益は期初の想定を上回る見通し。しかし、５月１日に連結子会社となったエトー社取得に係る負ののれん発生益が時価評価などにより当初見込み額より約３億５０００万円下回ったことから最終利益は下方修正となる。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）