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岩谷産業のニュース
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2020年11月30日15時に執筆
数年前にもEV(電気自動車)が注目されて関連株が上昇する相場となりましたが、2020年になってEVの具体的な将来像が見えた気がしますねぇ。カリフォルニア州が2035年までに、新車販売において排ガスを出さない「ゼロエミッション車」すると発表するなど、EVの潮流は欧米を中心に拡大しています。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
中国政府でさえも「2035年までに新車販売を環境対応車にするよう検討を進める」と発表しており、少なくともこれから10年で世界のEVの技術革新や価格競争は激化するでしょうな。
日本の株式市場でもEV関連銘柄の物色が続いていますが、やはり日本企業には電池への思惑が強いかもしれません。次世代電池として期待される全固体電池や水素電池などの技術を持つ企業はチェックしておきたいところです。
水素関連と言えば岩谷産業<8088>は主力と言えそうですな。日本初の商用水素ステーションを開設した同社は、まさに水素の老舗と言えるかもしれません。圧縮水素のシェアは国内トップで、液化水素においては日本で唯一とのこと。FCV(燃料電池自動車)は燃費の良さから、今後物流トラック等に使われるのでは…との思惑もあります。
同様に高純度の水素の精製に必要な「水素透過膜」の特許を保有している山王<3441>も監視中です。LPG容器のバルブを主力とするハマイ<6497>も今後は燃料電池自動車用バルブに注力していくとの思惑もあり、年初来高値を更新しております。
燃料電池以上に開発競争が激しいと思われるのが全固体電池です。大学の研究機関や企業がこぞって研究する理由として、電解液を使うリチウムイオン電池に比べて安全性が高い事や、充電時間が短くガソリン車と同等の航続距離が実現可能と言われているからですな。
全固体電池の関連銘柄としては、11月10日の決算で黒字転換と上方修正を発表後も低PBRで推移している三桜工業<6584>や、リチウムイオン伝導性ガラスセラミックスが全固体電池の材料として活用されるとの思惑からオハラ<5218>も物色されているようです。
全固体電池に関してはEVに限定すること無く、日常で使う家電製品やスマートフォンにも搭載される可能性がありそうです。米国テスラのCEOであるイーロン・マスク氏はスペースX社の代表でもありますので、宇宙開発などの場面でも全固体電池の活用は広がるかもしれませんねぇ。
ここ数年でEVの時代が来ると言われていますが、すぐに状況が一変するわけではありません。ただ、いずれ来るその時代までに日本企業も競争力を付けておくべきでしょう。安全性や利便性は、まだまだガソリン車に取って代わるものではありませんが、EVを主戦場として世界中の企業がシェアを奪い合うことは既定路線となっています。
実際に多くの人がEVに乗るようになれば、そこで何か課題が見えるかもしれません。しかし、環境問題や次世代の人々へ資源を繋いでいくことを考えると、2020年で世界中の指導者が思い切った決断をしたことを称賛したいですな。
あたくしと致しましては、ガソリン車と同様にEVでも世界中の企業の中で日本がトップを取るような未来になってほしいです。日本のものづくりに象徴される製品は、やはり自動車と言えるんじゃないでしょうか。そんな未来を願っている内に今年もあと一ヶ月を切ったとは、時間の流れは早いものですねぇ…
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2020年11月30日15時に執筆
数年前にもEV(電気自動車)が注目されて関連株が上昇する相場となりましたが、2020年になってEVの具体的な将来像が見えた気がしますねぇ。カリフォルニア州が2035年までに、新車販売において排ガスを出さない「ゼロエミッション車」すると発表するなど、EVの潮流は欧米を中心に拡大しています。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
中国政府でさえも「2035年までに新車販売を環境対応車にするよう検討を進める」と発表しており、少なくともこれから10年で世界のEVの技術革新や価格競争は激化するでしょうな。
日本の株式市場でもEV関連銘柄の物色が続いていますが、やはり日本企業には電池への思惑が強いかもしれません。次世代電池として期待される全固体電池や水素電池などの技術を持つ企業はチェックしておきたいところです。
水素関連と言えば岩谷産業<8088>は主力と言えそうですな。日本初の商用水素ステーションを開設した同社は、まさに水素の老舗と言えるかもしれません。圧縮水素のシェアは国内トップで、液化水素においては日本で唯一とのこと。FCV(燃料電池自動車)は燃費の良さから、今後物流トラック等に使われるのでは…との思惑もあります。
同様に高純度の水素の精製に必要な「水素透過膜」の特許を保有している山王<3441>も監視中です。LPG容器のバルブを主力とするハマイ<6497>も今後は燃料電池自動車用バルブに注力していくとの思惑もあり、年初来高値を更新しております。
燃料電池以上に開発競争が激しいと思われるのが全固体電池です。大学の研究機関や企業がこぞって研究する理由として、電解液を使うリチウムイオン電池に比べて安全性が高い事や、充電時間が短くガソリン車と同等の航続距離が実現可能と言われているからですな。
全固体電池の関連銘柄としては、11月10日の決算で黒字転換と上方修正を発表後も低PBRで推移している三桜工業<6584>や、リチウムイオン伝導性ガラスセラミックスが全固体電池の材料として活用されるとの思惑からオハラ<5218>も物色されているようです。
全固体電池に関してはEVに限定すること無く、日常で使う家電製品やスマートフォンにも搭載される可能性がありそうです。米国テスラのCEOであるイーロン・マスク氏はスペースX社の代表でもありますので、宇宙開発などの場面でも全固体電池の活用は広がるかもしれませんねぇ。
ここ数年でEVの時代が来ると言われていますが、すぐに状況が一変するわけではありません。ただ、いずれ来るその時代までに日本企業も競争力を付けておくべきでしょう。安全性や利便性は、まだまだガソリン車に取って代わるものではありませんが、EVを主戦場として世界中の企業がシェアを奪い合うことは既定路線となっています。
実際に多くの人がEVに乗るようになれば、そこで何か課題が見えるかもしれません。しかし、環境問題や次世代の人々へ資源を繋いでいくことを考えると、2020年で世界中の指導者が思い切った決断をしたことを称賛したいですな。
あたくしと致しましては、ガソリン車と同様にEVでも世界中の企業の中で日本がトップを取るような未来になってほしいです。日本のものづくりに象徴される製品は、やはり自動車と言えるんじゃないでしょうか。そんな未来を願っている内に今年もあと一ヶ月を切ったとは、時間の流れは早いものですねぇ…
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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