決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … ファーマＦ、萩原工業、アイケイケイ (9月11日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の9月8日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　正栄食 <8079>
　23年10月期の連結経常利益を従来予想の24.5億円→36億円(前期は40.9億円)に46.9％上方修正し、減益率が40.2％減→12.1％減に縮小する見通しとなった。

★No.2　萩原工業 <7856>
　23年10月期の連結経常利益を従来予想の18億円→20億円(前期は16.8億円)に11.1％上方修正し、増益率が7.1％増→19.0％増に拡大する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<8079> 正栄食 　　　　東Ｐ 　 +11.58 　　9/11　　　3Q　　　-14.64
<7856> 萩原工業 　　　東Ｐ　　 +7.07 　　9/11　　　3Q　　　 35.42
<2198> アイケイケイ 　東Ｐ　　 +2.08 　　9/11　　　3Q　　　-20.55
<2929> ファーマＦ 　　東Ｐ　　 +1.03 　　9/11　本決算　　　 -6.78

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース