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菱洋エレクトロのニュース

菱洋エレクトロのニュース一覧

前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2023/10/18 05:20

ジェイドG <3558>  1,585円 (+190円、+13.6%)

 ジェイドグループ <3558> [東証G]が3日ぶり急反騰。16日の取引終了後、4月14日に発表した自社株取得について、取得枠の上限を40万株から57万5000株へ、取得価額の上限を5億円から10億円へそれぞれ変更したことが好感された。また、取得期間も24年3月29日までから24年4月16日までに延長する。なお、10月16日までに29万7700株を4億9083万円で取得している。

ウィズメタク <9260>  5,370円 (+610円、+12.8%) 一時ストップ高

 東証プライムの上昇率トップ。西本Wismettacホールディングス <9260> [東証P]が3日ぶり急反騰、一時ストップ高となった。同社は16日取引終了後、3ヵ年の中期経営計画を策定したと発表。最終年度となる26年12月期通期の連結営業利益目標を250億円(22年12月期実績は104億9800万円)としていることが評価されたようだ。売上高目標は5000億円(同2752億900万円)に設定。アジア食グローバル事業での拡大が続く既存販路での売り上げ増加、プライベートブランド生産の拡充に加え、商品原価の低減、デジタル化と物流省力化投資による販管費率の引き下げなどで、既存事業を成長させるとしている。

IGポート <3791>  4,150円 (+445円、+12.0%)

 IGポート <3791> [東証S]が続急騰。9月28日につけた高値4275円を上回り、年初来高値を更新した。同社は人気アニメ「SPY×FAMILY(スパイファミリー)」などを手掛けるアニメ制作会社。前週末13日に発表した6-8月期(第1四半期)決算は映像制作事業が苦戦したものの出版や版権事業が伸び、営業利益は前年同期比2ケタ増を達成。通期で減益を見込んでいるだけに第1四半期時点での増益が好感され、翌営業日16日の同社株は上昇した。17日は岩井コスモ証券の格上げも手掛かりに一気に上げ足を強めた。

シノブフズ <2903>  1,047円 (+112円、+12.0%) 一時ストップ高

 シノブフーズ <2903> [東証S]が3日ぶり急反騰、一時ストップ高となった。17日午後2時ごろ、24年3月期の連結業績予想について、売上高を515億円から530億円(前期比3.8%増)へ、営業利益を19億円から22億8000万円(同21.5%増)へ、純利益を12億8000万円から16億円(同15.5倍)へ上方修正したことが好感された。新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う人流の増加や、好天にも恵まれたことにより既存の取引先向けの売上高が伸長したことに加えて、生協向けの夕食宅配弁当や冷凍事業における冷凍弁当の取引拡大などが寄与する。また、原材料価格の上昇を見据えた商品規格や調達方法の見直し、機械化による品質及び生産性の向上への取り組みなども奏功するとしている。

テラプローブ <6627>  4,930円 (+410円、+9.1%)

 テラプローブ <6627> [東証S]が急反発。16日の取引終了後に発表した9月度の月次連結売上高(速報)が前年同月比5.2%増となり、増収基調が続いていることが好感された。1月からの累計では前年同期比6.2%増となり、会社側の23年12月期通期予想である前期比4.4%増を上回って推移している。

菱洋エレク <8068>  3,550円 (+255円、+7.7%)

 東証プライムの上昇率7位。菱洋エレクトロ <8068> [東証P]が3日ぶり急反発。16日の取引終了後、リョーサン <8140> [東証P]と協議を進めていた経営統合について、2024年4月に共同株式移転の方法により持ち株会社「リョーサン菱洋ホールディングス」を設立すると発表。これに伴い示された株式移転比率を意識した値動きとなった。株式移転比率は菱洋エレク株1株に対し共同持ち株会社株1株、リョーサン株1株に対し共同持ち株会社株1.32株とする。12月19日に開く臨時株主総会で決議する。菱洋エレク、リョーサンともに来年3月28日に上場廃止となり、同4月1日にリョーサン菱洋HDが上場する予定。あわせて、経営統合に伴い決算期を1月から3月に変更し、配当予想と株主優待制度を見直すことを明らかにした。今期は23年2月-24年3月の14ヵ月決算となる。今期配当は180円とし、12ヵ月決算として計画していた前回予想の160円から修正した。優待については基準日を1月末から3月末に変更し、これまで設定していた継続保有期間の条件を外した。

TOWA <6315>  5,450円 (+350円、+6.9%)

 東証プライムの上昇率8位。TOWA <6315> [東証P]が続急伸。前日16日は日経平均株価が650円あまりの急落となり、半導体関連株も軒並み大きく売られるなかにあって、同社株は205円高の5100円でほぼ高値引けとなる異色の上げ足をみせていた。17日も上値追いを加速させ一時380円高の5480円まで駆け上がり、上場来高値を更新した。モールディング装置(樹脂封止装置)を主力とする後工程担当の 半導体製造装置メーカーだが、生成AIの市場拡大に伴う高性能半導体の需要創出によって同社の収益機会が高まっている。高性能半導体は後工程の技術開発が重要な役割を示すが、前工程の製造装置メーカーが多いなか、後工程を手掛ける技術競争力の高いメーカーにファンド筋とみられる実需買いが観測されている。同社はその一角を占める存在で、モールディング装置ではAIチップモジュール向けの需要開拓に動いている。業績面でも25年3月期は営業利益ベースで急回復が見込まれ、それを先取りする形で投資資金が攻勢をかけた。

ナレルG <9163>  2,413円 (+154円、+6.8%)

 ナレルグループ <9163> [東証G]が4日ぶり急反発。建設業界向け人材派遣事業を主力に、ITエンジニア派遣やシステムエンジニアリングサービスを手掛けるが、人手不足を背景に派遣ビジネスが会社側の想定を上回って好調に推移している。16日取引終了後に23年10月期通期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の21億6200万円から24億円(前期比18%増)に増額した。過去最高利益更新に一段の上乗せとなる。また、好業績を背景に株主還元も強化し、今期年間配当は従来計画の90円から95円に5円増額することも併せて発表、これを評価する買いが集中した。

東エレデバ <2760>  4,025円 (+240円、+6.3%)

 東京エレクトロン デバイス <2760> [東証P]が続急伸。分割後修正値で未踏の4000円台乗せを果たし、連日で上場来高値を更新した。半導体製造装置の国内トップメーカーである東京エレクトロン <8035> [東証P]の子会社で半導体を主力に取り扱うエレクトロニクス商社。生成AI市場の拡大で、今後需要急増が見込まれるAI用半導体で同社の活躍余地が広がっている。株価は今期小幅減益予想ながら最高値圏を走っている背景に、来期以降の成長期待が反映されているとの見方が強い。生成AIを安全に利用するための法人向け有償トレーニングサービスなどにも展開し、ハード・ソフト両面から同分野を深耕する構えを示している。

極東証券 <8706>  991円 (+50円、+5.3%)

 極東証券 <8706> [東証P]が3日ぶり急反発。17日午前11時30分ごろ、4-9月期連結業績の速報値を発表。売上高が前年同期比81.5%増の40億1200万円、純利益が同16倍の23億8500万円の見通しとしており、これが好感された。トレーディング損益が大きく増加したことが寄与する。4-9月期決算は27日に正式発表する予定。

セラク <6199>  1,340円 (+62円、+4.9%)

 セラク <6199> [東証P]が大幅続伸。同社はITシステムの開発を手掛ける。前週末13日に発表した23年8月期決算は、売上高が前の期比16.8%増の208億5800万円、営業利益が同2.2倍の19億4400万円と好調だった。企業の底堅いIT投資需要が追い風となった。続く24年8月期の売上高は前期比5.5%増の220億円、営業利益は同15.2%増の22億4000万円を予想。配当は前期実績(10円40銭)から増額となる13円を見込んだ。好業績と増配見通しを好感した買いが続いた。

B&P <7804>  1,408円 (+61円、+4.5%)

 ビーアンドピー <7804> [東証S]が大幅高で3日続伸。16日の取引終了後、23年10月期の配当予想について、従来予想の期末一括38円から43円(前期34円)へ増額修正したことが好感された。

ポエック <9264>  1,183円 (+47円、+4.1%)

 ポエック <9264> [東証S]が大幅高で4日続伸。同社は17日正午ごろ、子会社の三和テスコが大型のプラント機器の製造受託案件を受注したと発表しており、これが買い手掛かりとなったようだ。受注相手先や台数、販売・供給地域などは非公表としているが、受注金額は8億4000万円で、納期は24年1月から25年6月を予定。今回の案件は、24年8月期から25年8月期までの間、順次、連結売上高に計上する見込みだとしている。

ゴールドクレ <8871>  2,326円 (+75円、+3.3%)

 ゴールドクレスト <8871> [東証P]が3日ぶり大幅反発。16日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、投資会社のストラテジックキャピタルのゴールドクレ株式の保有割合が7.29%から8.35%に上昇したことが判明しており、需給思惑的な買いが入ったようだ。なお、保有目的は純投資及び状況に応じて重要提案行為などを行うこととしている。

IBJ <6071>  609円 (+19円、+3.2%)

 IBJ <6071> [東証P]が3日ぶり大幅反発。同社は16日取引終了後、婚活カウンセラーの資格認定講座の提供を開始すると発表しており、これが材料視されたようだ。同社は4000社以上の加盟結婚相談所と、新規開業する加盟相談所のカウンセラーに向けて資格取得を促進し、来期には約2000人の資格取得者を自社の加盟結婚相談所から輩出する予定だとしている。

※17日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探
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