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日経225先物は11時30分時点、前日比240円安の4万1120円(-0.58%)前後で推移。寄り付きは4万1600円と、シカゴ日経平均先物清算値(4万1370円)大きく上回る形で、買いが先行して始まった。ただし、4万1610円を高値に軟化し、現物の寄り付き直後には4万1070円まで急落する場面もみられた。売り一巡後に4万1330円まで下げ幅を縮めたものの、終盤にかけて再び4万1100円辺りまで下げ幅を広げてきた。
日経225先物は、朝方に米国と欧州連合(EU)が貿易交渉で合意したと伝えられるなかで、買いが先行して始まった。ただし、ロングの勢いは限られ、現物の寄り付き直後にはショートの動きにより下へのバイアスが強まっている。アドバンテスト<6857>[東証P]が一時10%を超える急落で日経平均株価を下押しており、ショートを誘う形になった。アドバンテストと東京エレクトロン<8035>[東証P]の2社で日経平均株価を300円超押し下げており、リバウンド狙いのロングは入れにくいだろう。
NT倍率は先物中心限月で13.99倍に低下した。一時14.06倍に上昇する場面もあったが、その後は25日移動平均線(14.04倍)、200日線(14.02倍)を割り込み、13.96倍まで下げた。ボリンジャーバンドの-1σ(13.98倍)を下回ったことで下げ渋る動きをみせているが、指数インパクトの大きい半導体株にらみの展開になりそうだ。
株探ニュース
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