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大阪9月限
日経225先物 39640 -160 (-0.40%)
TOPIX先物 2814.5 -13.5 (-0.47%)
日経225先物(9月限)は前日比160円安の3万9640円で取引を終了。寄り付きは3万9860円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万9925円)にサヤ寄せする形から、買いが先行して始まった。ただし、寄り付き直後につけた3万9890円を高値に軟化し、前場中盤には3万9550円まで売られた。売り一巡後は3万9600円~3万9650円辺りで下げ渋りをみせたが、後場終盤にかけて3万9540円まで下落。引け間際にショートカバーが入り、やや持ち直した。
日経225先物は買いが先行したものの、シカゴ先物の清算値には届かず、その後は利益確定に伴うロング解消が優勢になった。寄り付き後ほどなくしてボリンジャーバンドの+1σを割り込んだこともロング解消に向かわせたようである。
エヌビディア
トランプ米大統領はブラジルからの輸入品に50%の関税を課すと発表。ルラ政権に不満を示しており、改めて関税政策を巡る警戒感が重荷となって、押し目狙いのロングは限られていた。為替市場で円相場が一時1ドル=145円台後半と、やや円高に振れたことも手掛けにくくさせた。
日経225先物は再びボリンジャーバンドの+1σ(3万9840円)を下回ってきた。ただし、ETFに絡んだ需給要因が一巡したこともあり、前日にハイテク主導で上昇していた米国市場が落ち着いた値動きをみせてくるようであれば、ロングを誘う形になりそうである。
週足のボリンジャーバンドでは+1σ(3万9250円)と+2σ(4万0730円)によるレンジを維持している。週末の終値で+1σを下回ってくる可能性は現時点で低いと考えられ、押し目狙いのロング対応とみておきたい。
ベッセント米財務長官は19日に、大阪・関西万博の米国ナショナルデーに合わせて日本を訪問する予定である。通商交渉が行われるかは不明だが、ショートを仕掛けにくくさせると考えられる。
NT倍率は先物中心限月で14.08倍に上昇した。14.07倍と前日比変わらずで始まり、その後は14.11倍まで上昇する場面もみられた。支持線として機能している200日移動平均線(14.04倍)から上放れつつある。+1σ(14.08倍)を上回ってくると、NTロングに振れやすくなりそうだ。
手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万6052枚、ソシエテジェネラル証券が9297枚、サスケハナ・ホンコンが2527枚、バークレイズ証券が2167枚、モルガンMUFG証券が1680枚、ゴールドマン証券が1323枚、SBI証券が1153枚、野村証券が1029枚、日産証券が962枚、JPモルガン証券が939枚だった。
TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が2万4690枚、ABNクリアリン証券が2万4586枚、モルガンMUFG証券が1万1708枚、バークレイズ証券が9114枚、JPモルガン証券が6240枚、ゴールドマン証券が4955枚、ビーオブエー証券が3661枚、野村証券が2966枚、みずほ証券が2523枚、シティグループ証券が2327枚だった。
株探ニュース
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