決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … アトム、環境管理、グロームＨＤ (10月30日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月29日から10月30日の決算発表を経て11月2日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.4　守谷商会 <1798>
　21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比16.6％増の6.2億円に伸び、通期計画の7.6億円に対する進捗率は82.2％に達し、5年平均の35.4％も上回った。

★No.6　ＫＶＫ <6484>
　21年3月期の連結経常利益を従来予想の21億円→25億円(前期は25.2億円)に19.0％上方修正し、減益率が16.8％減→0.9％減に縮小する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<8938> グロームＨＤ 　ＪＱ 　 +18.75 　 10/30　　上期　　　　赤転
<7298> 八千代工 　　　ＪＱ　　 +4.95 　 10/30　　上期　　　-55.96
<3352> バッファロー 　ＪＱ　　 +3.24 　 10/30　　上期　　　-48.03
<1798> 守谷商会 　　　ＪＱ　　 +1.97 　 10/30　　上期　　　 16.60
<6257> 藤商事 　　　　ＪＱ　　 +1.96 　 10/30　　上期　　　　赤拡

<6484> ＫＶＫ 　　　　ＪＱ　　 +1.35 　 10/30　　上期　　　 48.67
<5008> 東亜石 　　　　東２　　 +1.10 　 10/30　　上期　　　　　－
<7297> カーメイト 　　ＪＱ　　 +0.74 　 10/30　　上期　　　-18.30
<4657> 環境管理 　　　ＪＱ　　 +0.68 　 10/30　　　1Q　　　　赤縮
<4659> エイジス 　　　ＪＱ　　 +0.67 　 10/30　　上期　　　 21.58

<2479> ジェイテック 　ＪＱ　　 +0.60 　 10/30　　上期　　　　　－
<8030> 中央魚 　　　　東２　　 +0.59 　 10/30　　上期　　　 16.36
<9761> 東海リース 　　東２　　 +0.58 　 10/30　　上期　　　364.58
<7218> 田中精密 　　　ＪＱ　　 +0.52 　 10/30　　上期　　　　赤転
<9055> アルプス物流 　東２　　 +0.51 　 10/30　　上期　　　-25.50

<7412> アトム 　　　　東２　　 +0.35 　 10/30　　上期　　　　赤転
<7559> ＧＦＣ 　　　　ＪＱ　　 +0.23 　 10/30　　上期　　　　赤拡
<4327> 日本ＳＨＬ 　　ＪＱ　　 +0.17 　 10/30　本決算　　　　0.07
<9179> 川崎近海 　　　東２　　 +0.04 　 10/30　　上期　　　-90.56

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした11月2日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース