決算マイナス・インパクト銘柄・寄付 … インテＧ、アダストリア、ＤＣＭ (6月28日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の6月27日から6月28日の決算発表を経て7月1日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　アダストリア <2685>
　25年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比1.0％減の62.8億円となり、通期計画の190億円に対する進捗率は33.1％となり、5年平均の31.8％とほぼ同水準だった。

▲No.3　パレモ・ＨＤ <2778>
　25年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比60.6％減の7100万円に大きく落ち込み、3-8月期(上期)計画の3億1000万円に対する進捗率は22.9％にとどまり、5年平均の42.9％も下回った。

▲No.7　三陽商 <8011>
　25年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比28.8％減の7.3億円に減ったが、3-8月期(上期)計画の5.5億円に対する進捗率が132.7％とすでに上回り、前年同期の130.2％とほぼ同水準だった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<2685> アダストリア 　東Ｐ 　 -10.65 　　6/28　　　1Q　　　 -0.96
<192A> インテＧ 　　　東Ｇ　　 -8.05 　　6/28　本決算　　　 19.23
<2778> パレモ・ＨＤ 　東Ｓ　　 -5.17 　　6/28　　　1Q　　　-60.56
<3607> クラウディア 　東Ｓ　　 -4.64 　　6/28　　　3Q　　　　7.99
<2164> 地域新聞社 　　東Ｇ　　 -3.54 　　6/28　　　3Q　　　　黒転

<6264> マルマエ 　　　東Ｐ　　 -3.49 　　6/28　　　3Q　　　　赤転
<8011> 三陽商 　　　　東Ｐ　　 -2.75 　　6/28　　　1Q　　　-28.78
<2935> ピックルス 　　東Ｐ　　 -2.41 　　6/28　　　1Q　　　-34.09
<3050> ＤＣＭ 　　　　東Ｐ　　 -1.30 　　6/28　　　1Q　　　　2.24
<2186> ソーバル 　　　東Ｓ　　 -1.18 　　6/28　　　1Q　　　　7.48

<3089> Ｔアルファ 　　東Ｓ　　 -0.97 　　6/28　　上期　　　-30.48
<2796> ファマライズ 　東Ｓ　　 -0.94 　　6/28　本決算　　　 -3.48

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした7月1日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース