ナカバヤシ、前期最終を一転赤字に下方修正

　ナカバヤシ <7987> [東証Ｐ] が5月10日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結最終損益を従来予想の13.5億円の黒字→6.6億円の赤字(前の期は10.1億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の14.8億円の黒字→5.3億円の赤字(前年同期は9億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2023年3月期の通期連結業績予想につきましては、営業利益及び経常利益は原材料や電力費の上昇により原価率が悪化したため前回公表数値を下回る見込みです。親会社株主に帰属する当期純利益は独占禁止法関連損失として1,037百万円、関係会社清算損失として165百万円、また減損損失として111百万円等を特別損失に計上予定のため、前回公表数値を下回る見通しとなりました。なお、現時点で今回の通期連結業績予想の修正に伴う配当予想の変更はありません。