タカラスタ、上期経常は一転14％減益で下振れ着地

　タカラスタンダード <7981> [東証Ｐ] が11月1日後場(13:30)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比13.9％減の54.9億円に減り、従来の6.4％増益予想から一転して減益で着地。
　通期計画の145億円に対する進捗率は37.9％にとどまり、5年平均の51.1％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比76.5％増の90億円に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比9.2％減の26.2億円に減り、売上営業利益率は前年同期の5.1％→4.6％に悪化した。

株探ニュース