リヒトラブ、前期経常を一転赤字に下方修正

　リヒトラブ <7975> [東証Ｓ] が4月2日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年2月期の連結経常損益を従来予想の1000万円の黒字→2億1100万円の赤字(前の期は3000万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常損益も従来予想の6500万円の黒字→1億5600万円の赤字(前年同期は1億3000万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2024 年２月期通期連結業績につきましては、売上高は、新製品の積極的な投入や量販及び海外向けの売上げ増加等により前連結会計年度比増収でありましたが、一部既存製品の売上が想定額に及ばなかった事等により期初予想を僅かに下回る見込みであります。また利益面は、コスト上昇分を販売価格へ転嫁し、経費削減に努めましたものの、売上高の予想未達に加え、一部の仕入価格の上昇や、為替要因による輸入コストの上昇等が前回予想よりも上回った等の要因により、各利益の回復に到らないことから、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益を各々前回予想数値から修正いたします。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成されたものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。