兼松日産が動意気配、監視カメラなどセキュリティー機器事業に期待

　兼松日産農林<7961.T>が動意気配だ。ここ背景となっている物色テーマはさまざまだが、人気化の共通項として「かつて名を馳せた往年の仕手集団が手掛けたと噂された銘柄が多い」（市場関係者）といわれている。同社株は１９９６年の相場で同仕手集団の買いで５２１０円の高値まで駆け上がった経緯がある。時価は低位で値ごろ感があるうえ、株価トレンド的にも出遅れ感が顕著だ。一方、テーマ買いの材料としては監視カメラなどセキュリティー機器事業が収益に寄与しており、防犯ニーズの高まりを背景に見直し余地が指摘されている。

兼松日産の株価は１２時５６分現在１５９円（△９円


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）