ローランド、上期経常は3.2倍増益で上振れ着地、今期配当を44円増額修正

　ローランド <7944> が8月6日大引け後(15:00)に決算を発表。21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比3.2倍の74.5億円に急拡大し、従来予想の60億円を上回って着地。
　通期計画の101億円に対する進捗率は73.8％に達し、さらに前年同期の37.3％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比32.9％減の26.4億円に落ち込む計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の94円→138円に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の30.8億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の11.3％→15.6％に大幅上昇した。

株探ニュース