ツツミは後場急動意、第１四半期営業黒字転換と自社株買い発表を好感

　ツツミ<7937.T>が後場急動意。午後２時ごろに発表した第１四半期（４～６月）単独決算が、売上高３７億８３００万円（前年同期比１．２％減）、営業利益２４００万円（前年同期１３００万円の赤字）、最終利益４６００万円（同１５００万円の赤字）と営業損益が黒字転換したことが好感されている。

　品揃えの充実を図ったほか、Ｉｎｓｔａｇｒａｍ をはじめとした各種ＳＮＳツールを活用しての各種イベントや新商品の紹介など積極的な情報発信により、来店促進に努めたことが奏功した。

　なお、１９年３月期通期単独業績予想は、売上高１７２億円（同２．１％減）、営業利益９億円（同７．０％減）の従来見通しを据え置いたが、最終利益は６億円から６億３０００万円（前期比５．１％増）へ修正した。

　また、同時に５５万株（発行済み株数の３．１３％）、または１０億円を上限とする自社株買いを発表しており、これも好材料視されている。取得期間は８月１３日から来年７月３１日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行および資本効率の向上を通じて株主利益の向上を図るのが目的としている。

出所：minkabuPRESS