2,548円
大日本印刷のニュース
リサイクル材の使用比率を極限まで高めて企業の脱炭素に向けた取り組みに貢献
大日本印刷株式会社(本社:東京 代表取締役社長:北島義斉 以下:DNP)は、循環型社会の実現に向けて、非接触対応ICクレジットカードのプラスチック部分全体をリサイクルPVC(ポリ塩化ビニル)で製造することを可能にしました*1。本製品の販売を2024年4月に開始します。
【プラスチック部分全体をリサイクル材にしたICカードの開発背景】
DNPは、国内製造シェアでトップを獲得しているICカードについて、環境に配慮した原材料の使用などを進めており、その一環で2021年には、リサイクルPVCを一部に使用した非接触対応ICクレジットカードの製造を開始しました。PVCは世界的に最も一般的に使われているカード基材であり、リサイクルPVCのCO2排出量削減効果も比較的高いため、今回、リサイクル材の使用比率を極限まで高めた非接触対応ICクレジットカードを環境に配慮した製品のラインアップ*2に追加しました。DNPは本製品の提供により、プラスチックの一層のリサイクル推進やCO2排出量の削減を実現し、環境負荷の低減につなげていきます。
【本製品の特長】
非接触対応ICクレジットカードのプラスチック部分を、全てリサイクルPVCで製造します。
カード用リサイクルPVCを提供するサプライヤーと連携し、パッケージ工場で排出されるPVCの廃材・中間材を回収して加工したリサイクル材を使ってカードを製造します。
従来、プラスチック部分を全てリサイクル材で製造することは材料の特性上困難でしたが、今回、ICカードの設計に工夫を施すことによって、プラスチック部分を全てリサイクル材に置き換えることを実現しました。
DNPは、自社製品のカーボンフットプリント*3を算定・検証するシステムにおいて、一般社団法人サステナブル経営推進機構の「SuMPO/第三者認証型カーボンフットプリント包括算定制度」の認証を取得しました。2024年4月から、ICカード・ビジネスフォームを含む「証券印刷物」にあたる本製品でも、信頼性の高いカーボンフットプリントデータの提供が可能になりました*4。
カード基材にリサイクルPVCを100%使用することで、DNPで製造したリサイクルPVCを使用しない従来品との比較において、原材料調達から製造・輸送・廃棄までのライフサイクル全体でカード1枚あたり約19.5gのCO2排出量を削減する効果があります。
本製品は、カード基材としてのVISA認定を取得しています。
【本製品の価格】
本製品は、リサイクルPVCを利用しない従来のカードと比較して、5~10%程度の価格上昇を目処として提供していく予定です。(価格は仕様や数量によって変動します。ご要望に応じて別途見積りいたします。)
【今後の展開】
DNPは、環境負荷の低減や循環型社会の実現に取り組む金融機関のほか、電子マネーカードやポイントカード、会員証等を発行する事業者などに本製品を提供していきます。また、カーボンフットプリントや、植林や森林保護等の取り組みを通じて企業活動で排出するCO2を直接・間接に吸収するカーボンオフセットと組み合わせて本製品を提供するなど、一層の環境配慮施策についても提案していきます。DNPは、環境配慮型のICカード関連で、2028年度までに累計約400億円の売上を目指します。
*1 チップ等の金属部分も含めたカード全体の重量比でのリサイクル材使用比率は、約93%になります。
*2 環境に配慮したDNPのICカードの製品ラインアップについて
・リサイクルPVCカード → https://www.dnp.co.jp/news/detail/10160748_1587.html
・リサイクルPCT-Gカード → https://www.dnp.co.jp/news/detail/10162432_1587.html
・バイオマスカード → https://www.dnp.co.jp/news/detail/10162625_1587.html
*3 カーボンフットプリント:製品のライフサイクル(原材料調達、生産、流通・販売、使用・維持管理、廃棄・リサイクル)における温室効果ガス(GHG)排出量をCO2量に換算し表示するもの。
*4 カーボンフットプリント算定システムの第三者認証の取得範囲を拡大→ https://www.dnp.co.jp/news/detail/20173839_1587.html
なお、この認証制度は算定・検証の仕組みの妥当性を認証するものであり、算定結果に対する認証ではありません。
* DNPグループ環境ビジョン2050 → https://www.dnp.co.jp/news/detail/10158096_1587.html
※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに記載された製品の仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
大日本印刷株式会社(本社:東京 代表取締役社長:北島義斉 以下:DNP)は、循環型社会の実現に向けて、非接触対応ICクレジットカードのプラスチック部分全体をリサイクルPVC(ポリ塩化ビニル)で製造することを可能にしました*1。本製品の販売を2024年4月に開始します。
【プラスチック部分全体をリサイクル材にしたICカードの開発背景】
DNPは、国内製造シェアでトップを獲得しているICカードについて、環境に配慮した原材料の使用などを進めており、その一環で2021年には、リサイクルPVCを一部に使用した非接触対応ICクレジットカードの製造を開始しました。PVCは世界的に最も一般的に使われているカード基材であり、リサイクルPVCのCO2排出量削減効果も比較的高いため、今回、リサイクル材の使用比率を極限まで高めた非接触対応ICクレジットカードを環境に配慮した製品のラインアップ*2に追加しました。DNPは本製品の提供により、プラスチックの一層のリサイクル推進やCO2排出量の削減を実現し、環境負荷の低減につなげていきます。
【本製品の特長】
非接触対応ICクレジットカードのプラスチック部分を、全てリサイクルPVCで製造します。
カード用リサイクルPVCを提供するサプライヤーと連携し、パッケージ工場で排出されるPVCの廃材・中間材を回収して加工したリサイクル材を使ってカードを製造します。
従来、プラスチック部分を全てリサイクル材で製造することは材料の特性上困難でしたが、今回、ICカードの設計に工夫を施すことによって、プラスチック部分を全てリサイクル材に置き換えることを実現しました。
DNPは、自社製品のカーボンフットプリント*3を算定・検証するシステムにおいて、一般社団法人サステナブル経営推進機構の「SuMPO/第三者認証型カーボンフットプリント包括算定制度」の認証を取得しました。2024年4月から、ICカード・ビジネスフォームを含む「証券印刷物」にあたる本製品でも、信頼性の高いカーボンフットプリントデータの提供が可能になりました*4。
カード基材にリサイクルPVCを100%使用することで、DNPで製造したリサイクルPVCを使用しない従来品との比較において、原材料調達から製造・輸送・廃棄までのライフサイクル全体でカード1枚あたり約19.5gのCO2排出量を削減する効果があります。
本製品は、カード基材としてのVISA認定を取得しています。
【本製品の価格】
本製品は、リサイクルPVCを利用しない従来のカードと比較して、5~10%程度の価格上昇を目処として提供していく予定です。(価格は仕様や数量によって変動します。ご要望に応じて別途見積りいたします。)
【今後の展開】
DNPは、環境負荷の低減や循環型社会の実現に取り組む金融機関のほか、電子マネーカードやポイントカード、会員証等を発行する事業者などに本製品を提供していきます。また、カーボンフットプリントや、植林や森林保護等の取り組みを通じて企業活動で排出するCO2を直接・間接に吸収するカーボンオフセットと組み合わせて本製品を提供するなど、一層の環境配慮施策についても提案していきます。DNPは、環境配慮型のICカード関連で、2028年度までに累計約400億円の売上を目指します。
*1 チップ等の金属部分も含めたカード全体の重量比でのリサイクル材使用比率は、約93%になります。
*2 環境に配慮したDNPのICカードの製品ラインアップについて
・リサイクルPVCカード → https://www.dnp.co.jp/news/detail/10160748_1587.html
・リサイクルPCT-Gカード → https://www.dnp.co.jp/news/detail/10162432_1587.html
・バイオマスカード → https://www.dnp.co.jp/news/detail/10162625_1587.html
*3 カーボンフットプリント:製品のライフサイクル(原材料調達、生産、流通・販売、使用・維持管理、廃棄・リサイクル)における温室効果ガス(GHG)排出量をCO2量に換算し表示するもの。
*4 カーボンフットプリント算定システムの第三者認証の取得範囲を拡大→ https://www.dnp.co.jp/news/detail/20173839_1587.html
なお、この認証制度は算定・検証の仕組みの妥当性を認証するものであり、算定結果に対する認証ではありません。
* DNPグループ環境ビジョン2050 → https://www.dnp.co.jp/news/detail/10158096_1587.html
※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに記載された製品の仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
この銘柄の最新ニュース
大日印のニュース一覧- [Delayed]Consolidated Financial Results for the First Six Months of the Fiscal Year Ending March 31, 2025 [J-GAAP] 2024/11/25
- [Delayed]Consolidated Financial Results for the First Quarter of the Fiscal Year Ending March 31, 2025[J-GAAP] 2024/11/25
- 週間ランキング【業種別 騰落率】 (11月22日) 2024/11/23
- DNPとSoELaと近畿大学 産学連携で子どもたちが琵琶湖周辺の環境課題を学べるカードゲームを制作 2024/11/22
- 前場に注目すべき3つのポイント~個人投資家は中小型株に資金をシフト~ 2024/11/22
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニングされた銘柄を見る
大日本印刷の取引履歴を振り返りませんか?
大日本印刷の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。