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新光電工は上値重い展開、富士通が売却発表・JICなどがTOB実施へ◇
新光電気工業<6967.T>が上値の重い展開となっている。12日の取引終了後、富士通<6702.T>が連結子会社の新光電工の株式を産業革新投資機構(JIC)に売却すると発表した。JICは大日本印刷<7912.T>や三井化学<4183.T>と共同で、各国の当局の承認を得たうえで2024年8月下旬をメドに、富士通の持ち分以外の株式に対しTOB(株式公開買い付け)を実施する予定。TOB価格は5920円としている。TOB価格に着目した投資家の買いが新光電工の株価の支えとなる一方、TOB開始までの期間が長く、海外当局の承認までのプロセスを巡る不透明感も意識されているようだ。TOB価格よりも安い時価であっても目先の利益を確定しようと売却に動く投資家も現れ、新光電工の株価はマイナス圏に沈む場面がある。
買付予定数の下限は2249万1400株(所有割合16.65%)。非公開化を目的としており、買付予定数の上限は設定しない。富士通はTOBに応募せず、新光電工が富士通から自己株式を取得する。TOB成立後、一連の手続きを経て、新光電工は上場廃止となる見込み。新光電工はTOBに賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨した。東京証券取引所は13日、新光電工の株式を監理銘柄(確認中)に指定した。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
買付予定数の下限は2249万1400株(所有割合16.65%)。非公開化を目的としており、買付予定数の上限は設定しない。富士通はTOBに応募せず、新光電工が富士通から自己株式を取得する。TOB成立後、一連の手続きを経て、新光電工は上場廃止となる見込み。新光電工はTOBに賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨した。東京証券取引所は13日、新光電工の株式を監理銘柄(確認中)に指定した。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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