ヨネックス、非開示だった今期経常は赤字転落、未定だった配当は1円減配

　ヨネックス <7906> [東証２] が8月12日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は14億円の赤字(前年同期は0.8億円の黒字)に転落した。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常損益が4億円の赤字(前期は22.6億円の黒字)に転落する見通しを示した。
　同時に、非開示だった4-9月期(上期)の業績予想は連結経常損益が5億円の赤字(前年同期は15.6億円の黒字)に転落する見通しを示した。

　業績悪化に伴い、従来未定としていた今期の上期配当を2円(前年同期は2.5円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も2円実施する方針とした。年間配当は前期比1円減の4円に減配となる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の1.0％→-17.1％に急悪化した。

株探ニュース