ホクシン(7897)が年初来高値、通期営業益予想を97％増へ引き上げ、中間配当の実施も発表

　ホクシン(7897)が急騰。一時、前週末比48円（37.2％）高の177円まで買われ、５月２日の年初来高値140円を５月振りに更新した。30日引け後に、17年３月期の非連結業績予想を上方修正した。

　通期の営業利益は４億5000万円から６億5000万円（前期比97.0％増）へ引き上げられ、好感されている。上期の売上高は、新設住宅着工戸数が好調に推移し増収となり、円高及びエネルギーコストの低減などによる売上総利益率の改善で増益となる。下期も市場環境が好調に推移するとみて増収増益となる見込み。

　併せて、従来無配としていた中間期配当を１円とするとも発表した。据え置かれた期末配当３円と合わせた年間配当予想は４円で、前期実績３円と比べ１円の増配となるため、積極的な株主還元の姿勢を評価した買いも株価上昇を後押ししている。

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