ノダが上期に続き１６年１１月期通期業績予想を上方修正、配当も２円増額し年１５円へ

　ノダ<7879.T>がこの日の取引終了後、１６年１１月期の連結業績見通しについて、売上高を６２７億円から６３３億円（前期比４．２％増）へ、営業利益を１７億円から３０億円（同２．７倍）へ、純利益を１２億円から２０億４０００万円（同９８．１％増）へ上方修正した。

　８日に５月中間期業績予想の上方修正を発表しており、中間期業績が当初予想を上回ったことが要因としている。また、業績予想の修正に伴い、従来、中間・期末各６円５０銭の年１３円を予定していた配当について、各７円５０銭の年１５円にするとあわせて発表した。前期の年１２円に比べると３円の増配となる予定だ。

　あわせて発表した第２四半期累計の連結決算は売上高３１６億１６００万円（前年同期比１０．９％増）、営業利益１７億４００万円（同８倍）、純利益１０億４８００万円（同５．３倍）だった。１４年１０月に全面的なモデルチェンジを実施した新製品・新シリーズを中心に、床材や建て具など建材製品の拡販を行い生産性の向上を図ったことや、合板類の適切な生産・仕入・販売に努めたことが寄与した。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）