• 通期経常損益は8.0億円の黒字予想から一転収支均衡に
• 3Q累計売上高は4％減と3期連続で減少…
• 3Q累計最終赤字は前年同期より14億円減少

※売上高・経常利益・最終利益の総合的な評価をお天気で表現しています。「晴れ」に近づくほど高評価となります。
「晴れ」、「曇り時々晴れ」、「曇り」、「雨」、「雷」。

　ノダ <7879> [東証Ｓ] が10月15日大引け後(16:00)に決算を発表。25年11月期第3四半期累計(24年12月-25年8月)の連結最終損益は4.7億円の赤字(前年同期は19.3億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の4億円の黒字→6億円の赤字(前期は46.1億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結最終損益も従来予想の7.6億円の黒字→2.3億円の赤字(前年同期は29.6億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の36円→33円(前期は42.5円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である6-8月期(3Q)の連結最終損益は1億円の赤字(前年同期は2.9億円の赤字)に赤字幅が縮小したが、売上営業損益率は前年同期の0.2％→-0.2％に悪化した。