タカラトミー、上期経常を29％上方修正

　タカラトミー <7867> が10月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の45億円→58億円(前年同期は16.2億円)に28.9％上方修正し、増益率が2.8倍→3.6倍に拡大する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の76億円(前期は71.7億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は2021年８月12日に、第１四半期における玩具商品の出荷が伸長するとともに、第２四半期の商品計画を踏まえて業績予想の修正を公表いたしました。その後、第２四半期においても第１四半期に続き玩具商品の出荷が順調に推移するとともに、アミューズメントマシン「ポケモンメザスタ」やガチャ事業が拡大したことから売上高は前回発表予想を上回る見込みとなりました。　利益面につきましては、売上高の増加に加え、緊急事態宣言下の店頭・購買動向を踏まえた販促活動及びテレビCM等の各種マーケティング施策のコントロールを行うなど、販売費及び一般管理費の削減を進めたことから、前回発表予想を上回る見込みとなりました。　なお、通期業績予想につきましては、ワクチン接種率の上昇もあり経済活動が今後回復に転じると見込まれる一方、新型コロナウイルス感染症の感染再拡大の懸念や最大商戦期である年末年始商戦の動向等不確定要因は依然残されており、変化の激しい市場環境を精査する必要があることから、前回発表値を据え置いております。見通しが明らかになり次第、速やかに開示いたします。【業績等の予想に関する注意事項】　この資料に記載されております業績等の予想数値につきましては、現時点で得られた情報に基づいて算定しており、多分に不確実な要素を含んでおります。実際の業績は、今後の様々な要因により予想数値と異なる場合があります。