カワセコンピ、今期経常を一転赤字に下方修正、配当は無配→3円実施へ

　カワセコンピュータサプライ <7851> [東証Ｓ] が2月13日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常損益(非連結)は300万円の赤字(前年同期は700万円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の1000万円の黒字→4300万円の赤字(前期は1900万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常損益も従来予想の200万円の赤字→5500万円の赤字(前年同期は4400万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

　同時に、従来無配としていた期末一括配当は3円(前期は3円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常損益は1500万円の赤字(前年同期は1800万円の赤字)に赤字幅が縮小したが、売上営業損益率は前年同期の-2.8％→-3.4％に悪化した。

株探ニュース