マーベラス、前期経常を28％上方修正

　マーベラス <7844> が4月23日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の35.5億円→45.5億円(前の期は25億円)に28.2％上方修正し、増益率が41.9％増→81.9％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の18.7億円→28.7億円(前年同期は12.5億円)に53.4％増額し、増益率が49.2％増→2.3倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　アミューズメント事業や舞台公演事業におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大による外出自粛等の影響が続いたものの、2020年11月に発売いたしました新作ゲームソフト『天穂のサクナヒメ』が引き続き好調に販売本数を伸ばしたほか、2021年２月に日本国内およびアジア地域で、３月に北米および欧州で発売いたしました当社主力IPである「牧場物語」のシリーズ完全新作『牧場物語 オリーブタウンと希望の大地』につきましても、販売が好調に推移し、世界累計出荷本数が70万本(2021年３月26日時点)を突破いたしました。これらの理由により、前回発表の通期業績予想数値を修正いたしました。（注）業績予想数値につきましては、発表日現在において入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいて作成しており、実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。　配当予想につきましては、前回発表の期末配当金33円に修正はありません。