遠藤製作所、今期経常を15％下方修正、配当は2円増額

　遠藤製作所 <7841> [東証Ｓ] が11月8日大引け後(15:30)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比50.0％減の8.3億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の13億円→11億円(前期は18.2億円)に15.4％下方修正し、減益率が28.9％減→39.9％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.9億円→3.9億円(前年同期は7億円)に33.6％減額し、減益率が15.2％減→43.7％減に拡大する計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の18円→20円(前期は18円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比76.1％減の1.2億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の12.5％→3.2％に急低下した。

株探ニュース