日本創発Ｇ、前期経常を15％上方修正

　日本創発グループ <7814> [ＪＱ] が2月10日大引け後(15:30)に業績修正を発表。21年12月期の連結経常利益を従来予想の21億円→24.2億円(前の期は7億円)に15.2％上方修正し、増益率が3.0倍→3.4倍に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の10億円→9.5億円(前の期は0.1億円)に4.9％下方修正し、増益率が59倍→56倍に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7.3億円→10.5億円(前年同期は6.9億円)に43.4％増額し、増益率が6.7％増→53.0％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年11月12日に公表いたしました2021年12月期通期連結業績予想数値に比して、当第４四半期連結会計期間において、一部連結子会社の業績がより堅調に推移し、また諸経費抑制の効果がより利益の改善に寄与したことにより、売上高、営業利益、経常利益が予想を上回る結果となりました。また、一部連結子会社の事業資産の減損損失を計上したことにより、親会社に帰属する当期純利益は予想を下回る結果となりました。