プラッツ、前期経常を27％上方修正

　プラッツ <7813> [東証Ｇ] が8月8日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年6月期の連結経常利益を従来予想の3億1000万円→3億9400万円(前の期は8億7300万円)に27.1％上方修正し、減益率が64.5％減→54.9％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6000万円→1億4400万円(前年同期は3億6100万円)に2.4倍増額し、減益率が83.4％減→60.1％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　福祉用具流通市場におきましては、新製品の販売を予定しておりましたが生産が遅延したことで、修正後の販売計画が未達となったため、売上高の予想値を下方修正しております。また、直近の為替相場が1ドル＝135円近辺に急騰し、2022年2月10日に公表した業績予想の修正後の想定レートである1ドル＝115円00銭と比較して大幅な円安となっていることに加え、海外物流コストや原材料高騰などの影響で営業利益率が悪化したため、営業利益の予想値を下方修正いたします。一方、上記の大幅な円安進行を受けて、外貨建て資産において為替差益を計上したことなどにより、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益の予想値を上方修正しております。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。