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*10:27JST 今週のマーケット展望「日経平均予想は32000~33000円」マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)
皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。
週明けの今朝の日経平均は大幅高でスタートしています。そんななか、今週は経済イベントや指標の発表、そして決算ラッシュと、材料が盛り沢山です!注目していきましょう。
さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、7月24日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。
まず広木さんは、『今週は日米欧の金融政策決定会合に加えて、本格化する4-6月期決算発表など材料が目白押しだ』として、『金融政策に関しては、サプライズはないと考えるが、決算発表は蓋を開けてみるまでわからない。材料のマグニチュードが大きいので波乱含みの展開へ注意が必要だ』と言及しています。
それらのうち、まず海外の金融政策決定会合については『米連邦準備理事会(FRB)は25-26日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。市場は0.25%の利上げをほぼ織り込んでいる。欧州中央銀行(ECB)も27日の理事会で、9会合連続の利上げを決める見通しだ』と説明。
一方、27-28日に開催される日銀の金融政策決定会合については、『現状維持となるだろう。YCCの修正は行われないとの観測報道を受けて外国為替市場では1ドル141円台後半まで円安・ドル高が進んだ。それでも市場には政策修正への思惑が根強く残るうえ、日銀が物価見通しを上方修正すれば、それだけで将来の政策変更の呼び水ととらえて為替が円高に動きかねない。前段で「金融政策に関しては、サプライズはない」と述べたが日銀の決定に対する市場のリアクションは読み切れない』と見解を述べています。
そして、企業決算については、米国では『ハイテク大手の発表がある。アルファベット、マイクロソフトが25日、メタ・プラットフォームズが26日だ』と、国内でも『4-6月期の決算発表が事実上始まる。 26日にはアドバンテスト<6857>、日産<7201>、27日には信越化<4063>、キヤノン<7751>、28日にはエムスリー<2413>、OLC<4661>、コマツ<6301>、日立<6501>、NEC<6701>、キーエンス<6861>、デンソー<6902>、ファナック<6954>などの決算が発表される』と、主要な決算を挙げています。
その他の材料としては、『24日に6月全国百貨店売上高、25日に米国の消費者信頼感指数、IMFの世界経済見通し、27日に米国4-6月期国内総生産(GDP)速報値、28日に7月の東京都区部CPI、米国6月のPCEコアデフレーターなどの発表がある』と伝えています。
そんななか、日経平均は『ダブルトップ形成以降、ボックス圏での調整局面が続いている』として、『今週の重要イベント通過後はレンジを上放れると見るが、その足掛かりとして現在3万3000円手前に位置する25日移動平均を上回っておきたいところである』と考察しています。
最後に、日経平均の今週の予想レンジは『3万2000円~3万3000円』としました。
参考にしてみてくださいね。
山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。
フィスコマーケットレポーター 山崎みほ
<CS>
週明けの今朝の日経平均は大幅高でスタートしています。そんななか、今週は経済イベントや指標の発表、そして決算ラッシュと、材料が盛り沢山です!注目していきましょう。
さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、7月24日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。
まず広木さんは、『今週は日米欧の金融政策決定会合に加えて、本格化する4-6月期決算発表など材料が目白押しだ』として、『金融政策に関しては、サプライズはないと考えるが、決算発表は蓋を開けてみるまでわからない。材料のマグニチュードが大きいので波乱含みの展開へ注意が必要だ』と言及しています。
それらのうち、まず海外の金融政策決定会合については『米連邦準備理事会(FRB)は25-26日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。市場は0.25%の利上げをほぼ織り込んでいる。欧州中央銀行(ECB)も27日の理事会で、9会合連続の利上げを決める見通しだ』と説明。
一方、27-28日に開催される日銀の金融政策決定会合については、『現状維持となるだろう。YCCの修正は行われないとの観測報道を受けて外国為替市場では1ドル141円台後半まで円安・ドル高が進んだ。それでも市場には政策修正への思惑が根強く残るうえ、日銀が物価見通しを上方修正すれば、それだけで将来の政策変更の呼び水ととらえて為替が円高に動きかねない。前段で「金融政策に関しては、サプライズはない」と述べたが日銀の決定に対する市場のリアクションは読み切れない』と見解を述べています。
そして、企業決算については、米国では『ハイテク大手の発表がある。アルファベット、マイクロソフトが25日、メタ・プラットフォームズが26日だ』と、国内でも『4-6月期の決算発表が事実上始まる。 26日にはアドバンテスト<6857>、日産<7201>、27日には信越化<4063>、キヤノン<7751>、28日にはエムスリー<2413>、OLC<4661>、コマツ<6301>、日立<6501>、NEC<6701>、キーエンス<6861>、デンソー<6902>、ファナック<6954>などの決算が発表される』と、主要な決算を挙げています。
その他の材料としては、『24日に6月全国百貨店売上高、25日に米国の消費者信頼感指数、IMFの世界経済見通し、27日に米国4-6月期国内総生産(GDP)速報値、28日に7月の東京都区部CPI、米国6月のPCEコアデフレーターなどの発表がある』と伝えています。
そんななか、日経平均は『ダブルトップ形成以降、ボックス圏での調整局面が続いている』として、『今週の重要イベント通過後はレンジを上放れると見るが、その足掛かりとして現在3万3000円手前に位置する25日移動平均を上回っておきたいところである』と考察しています。
最後に、日経平均の今週の予想レンジは『3万2000円~3万3000円』としました。
参考にしてみてくださいね。
山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。
フィスコマーケットレポーター 山崎みほ
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