ホロンがカイ気配、半導体関連装置の好調で第１四半期だけで通期計画超過

　ホロン<7748.T>がストップ高カイ気配となっている。６日の取引終了後に発表した２１年３月期第１四半期（４～６月）の経常利益（非連結）が前年同期比１９．８％増の４億１７００万円に伸びて着地したことが好材料視されている。

　売上高は前年同期比１４．５％増の１１億５８００万円だった。半導体メーカーがＥＵＶ（極端紫外線）露光への設備投資を継続するなか、主力製品であるフォトマスク用電子ビーム測定装置「Ｚシリーズ」などの販売が伸びた。通期の経常利益予想は前期比７１．９％減の４億１００万円と大幅減益を見込むが、第１四半期だけで通期計画を超過しており、業績上振れが濃厚視されている。

出所：MINKABU PRESS