タムロン、上期経常を19％上方修正

　タムロン <7740> [東証Ｐ] が4月28日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比22.1％増の25.8億円に伸びた。
　併せて、1-6月期(上期)の同利益を従来予想の48億円→57億円(前年同期は59.5億円)に18.8％上方修正し、減益率が19.4％減→4.3％減に縮小する見通しとなった。
　なお、通期の同利益を従来予想の115億円(前期は114億円)を据え置いた。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の15.1％→18.1％に上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第1四半期の連結業績につきましては、資源価格や部材コスト上昇等の影響がありながらも、コストダウンや生産性向上の原価低減推進効果等により売上総利益率が向上し、利益面が計画を上回って好調に進捗いたしました。　今後の景気動向には不透明感もあり不確実性が高いことから通期業績予想は据え置きますが、第1四半期の好調な業績進捗や直近の各事業分野の市場環境や販売状況等を踏まえ、第2四半期累計期間の業績予想を上記のとおり売上高・利益面ともに上方修正いたしました。　前回発表予想は通期では営業増益ではあるものの、第2四半期累計期間では営業減益となっておりましたが、上記修正により第2四半期累計期間においても営業増益となる予想となります。　なお、第2四半期以降の前提為替レートは、1米ドル＝130円、1ユーロ＝138円としており、前回発表予想の前提から変更ありません。※業績予想につきましては、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は様々な要因によって、予想数値と異なる場合があります。