国際計測が新高値、いちよし経研はフェアバリュー２６００円に引き上げ

　国際計測器<7722.T>が３日続伸。株価は一時、前日比７５円（４．２％）高の１８４０円まで上昇し年初来高値を更新した。いちよし経済研究所は２５日、同社の投資判断「Ａ」を継続するとともにフェアバリューを１９００円から２６００円に引き上げた。
　同社はバランシングマシンの大手。中国を中心としたアジアでの新車生産台数の増加とタイヤの需要増を受け、主力のバランシングマシンの継続的な売り上げ拡大による増収増益が見込まれている。
　１５年３月期第１四半期（４～６月）の営業損益は５億１１００万円の黒字（前年同期は７１００万円の赤字）となったほか、受注残高は過去最高水準にある。このなか、同証券では１５年３月通期の連結営業利益は会社予想の２７億円（前期比２７．７％増）に対し３０億円と増額修正を見込んでいる。

国際計測の株価は９時５６分現在１８２３円（△５８円）



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）