東京衡機、前期経常を一転23％増益に上方修正

　東京衡機 <7719> [東証Ｓ] が4月22日大引け後(18:05)に業績修正を発表。24年2月期の連結経常利益を従来予想の1億1000万円→1億3600万円(前の期は1億1100万円)に23.6％上方修正し、一転して22.5％増益見通しとなった。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の1億6000万円の黒字→9100万円の黒字(前の期は6億9800万円の赤字)に43.1％下方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の800万円→3400万円(前年同期は4000万円)に4.3倍増額し、減益率が80.0％減→15.0％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、過年度決算の訂正作業を行っている最中でありまして、今後予想数値に変更が生じる可能性がありますが、現時点において、訂正関連費用引当金繰入額の計上により親会社株主に帰属する当期純利益について前回発表予想を大幅に下回る見通しとなりました。なお、2024年２月期通期決算短信につきましては、2024年５月１日に過年度決算の訂正の内容、金額、影響額等とあわせて発表する予定であります。