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助川電気工業のニュース

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注目銘柄ダイジェスト(前場):シマノ、CMK、レノバなど

配信元:フィスコ
投稿:2022/02/09 11:57
CMK<6958>:649円(+100円)
ストップ高。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業損益は16.9億円の黒字で前年同期比37億円の損益改善となった。通期予想は従来の18億円から28億円に上方修正、上半期決算前に続く上方修正となっている。世界全体での自動車販売台数の想定以上の回復、生産効率の改善進展などが上振れの背景に。上半期実績は4億円にとどまっていたことからも、大幅な上方修正がインパクトにつながる形。


シマノ<7309>:30730円(+4755円)
大幅続伸。前日に21年12月期決算を発表、営業利益は1483億円で前期比79.3%増益となり、市場予想を150億円程度上振れる着地になっている。自転車部品、釣具ともに大きく拡大し、10-12月期は四半期ベースで過去最高の業績に。また、22年12月期は1610億円で同8.6%増益の見通しとしている。市場予想は減益となっていただけに、コンセンサス水準を300億円強上回っている。高水準の業績持続見通しにサプライズが優勢。


日産自<7201>:617.8円(+24.8円)
大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は522億円で前年同期比92.3%増益、市場予想を大きく上振れた。つれて、通期予想は従来の1800億円から2100億円に上方修正、1950億円程度のコンセンサスを上回る水準に。販売台数計画は据え置きだが、収益性が向上する状況となっている。通期決算に持ち越された復配の有無だがが、実現性はより高まったとの見方にもなっているもよう。


レノバ<9519>:1312円(-173円)
大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業損益は30.2億円の赤字に転じている。由利本荘市沖海洋再生可能エネルギー発電の事業者に選定されなかったことによる、関連会社への出資持分に対する損失の計上などが響いた。もともと今期の大幅下方修正を発表済みで、新たなネガティブインパクトは限定的とみられるが、あく抜けによるリバウンド期待もあったとみられ、株価下落による短期資金の見切り売りが加速する形に。


ソフトバンクG<9984>:5556円(+254円)
反発。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期税前利益は1878億円で前年同期比90.2%減益となっている。ビジョン・ファンドにおいて、主に中国の投資先企業の株価が大幅に下落したことが響いた。また、英アームの売却断念、並びにIPOの準備開始も発表されている。ともにほぼ想定線でサプライズは限定的、前日の米ナスダック上昇も追い風となり、短期的なあく抜け感が先行しているようだ。


助川電気<7711>:883円(+33円)
大幅に3日ぶり反発。22年9月期の営業利益を従来予想の3.63億円から4.72億円(前期実績2.92億円)に上方修正している。半導体製造装置関連製品が好調に推移しているため。第1四半期(21年10−12月)の営業利益は前年同期比359.7%増の1.84億円で着地した。エネルギー関連事業で研究機関向け核融合関連製品が増加したほか、産業システム関連事業で半導体需要の高まりを背景に温度センサーや加熱機器など半導体製造装置関連製品が増加した。


昭栄薬品<3537>:1086円(+82円)
大幅に反発。22年3月期の営業利益を従来予想の1.52億円から2.64億円(前期実績1.57億円)に上方修正している。界面活性剤業界の生産・販売活動が堅調に推移し、自動車関連や繊維油剤関連などからの受注が伸長した。併せて期末配当を従来予想の18.00円から39.00円(前期末実績18.00円)に増額修正している。普通配当を21.00円に変更した上で、特別配当18.00円を加えた。年間配当も同額となる。


Iスペース<2122>:875円(+68円)
大幅に3日続伸。22年9月期第2四半期累計(21年10月-22年3月)の営業利益を従来予想の2.70億円から3.90億円(前年同期実績1.36億円)に上方修正している。アフィリエイトサービスを中心に広告事業が好調に推移しているため。通期予想(6.00億円)は維持したが、今後、業績への影響が生じた際は速やかに開示する。また、6万株(0.50億円)を上限として自社株買いを実施する。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は0.9%。取得期間は9日から6月30日まで。 <ST>
配信元: フィスコ
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