ＰＳＳ、今期経常を一転赤字に下方修正

　プレシジョン・システム・サイエンス <7707> [東証Ｇ] が2月14日大引け後(20:20)に決算を発表。24年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結経常損益は4.4億円の赤字(前年同期は4.1億円の赤字)に赤字幅が拡大し、従来の3.5億円の赤字予想からも赤字幅を拡大して着地。
　併せて、通期の同損益を従来予想の500万円の黒字→11.3億円の赤字(前期は11.4億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常損益は6.8億円の赤字(前年同期は7.3億円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(2Q)の連結経常損益は2.3億円の赤字(前年同期は1.5億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-7.4％→-21.9％に急悪化した。

株探ニュース