島津、今期経常を3％上方修正・最高益予想を上乗せ

　島津製作所 <7701> が2月4日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比43.5％増の466億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の600億円→620億円(前期は483億円)に3.3％上方修正し、増益率が24.0％増→28.2％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の306億円→326億円(前年同期は289億円)に6.5％増額し、増益率が5.9％増→12.8％増に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比32.5％増の172億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の13.4％→16.0％に上昇した。

株探ニュース