アイスコ、前期経常を24％下方修正

　アイスコ <7698> [東証Ｓ] が5月12日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の5億3900万円→4億0900万円(前の期は8億5500万円)に24.1％下方修正し、減益率が37.0％減→52.2％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常損益も従来予想の2000万円の黒字→1億1000万円の赤字に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2022年３月期通期の業績予想の修正につきまして、売上高はフローズン事業において堅調に推移したものの、燃料費の高騰による軽油代及び電気料金等の増加により販売費及び一般管理費が増加したことや、スーパーマーケット事業において収益性の低い店舗の減損を行ったため、予想を修正することといたしました。その結果、売上高は当初予測を上回る0.6％増の42,264百万円となる見込みですが、営業利益は29.3％減の353百万円、経常利益は24.0％減の409百万円となる見込みであります。また、下記３．特別損失の計上に記載の通り、特別損失を計上したため、当期純利益は32.3％減の255百万円となる見込みであります。