ミクリード、今期経常を55％上方修正、未定だった配当は3期ぶり10.1円で復配

　ミクリード <7687> [東証Ｇ] が1月31日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常損益(非連結)は1億5800万円の黒字(前年同期は3300万円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の1億1000万円の黒字→1億7000万円の黒字(前期は5700万円の赤字)に54.5％上方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の3700万円→9700万円(前年同期は2300万円)に2.6倍増額し、増益率が60.9％増→4.2倍に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当を10.1円実施し、3期ぶりに復配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常利益は前年同期比80.9％増の8500万円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.5％→6.6％に改善した。

株探ニュース